4月末~ゴールデンウィークをまたいで中国へ旅行に行ってきました。名古屋のセントレアから北京の空港へ飛び、北京市内~河北省(石家荘・正定・邯鄲)~山西省(五台山・大同)をめぐる旅です。このブログで新たに「旅行」というカテゴリを設け、中国旅行に役立つトピックや生の体験談を紹介していきたいと思います。また、中国語学習サイトでもありますので、中国旅行に使える中国語旅行会話や覚えておくとよい単語なども取り上げていきますね。
まずは最初の経由地である北京首都国際空港についての体験です。
深夜0時過ぎの到着便で夜をどう過ごすか
今回の航空券は格安航空券を販売しているサイト:サプライス!にて予約していきました。エティハド航空の名古屋発北京経由アブダビ行き便です。
↑このサイトではよくキャンペーンをやっていて、LCCでない航空券でもかなりお得に買うことができます。今回、私が購入した名古屋~北京往復の航空券代は諸税込みで22,590円でした。ちょうどのぞみ新幹線の名古屋~東京間往復の運賃・料金と同じくらいですね(笑)。
ただ、行きはEY889便(名古屋21:20→北京0:05)、帰りはEY888便(北京9:50→名古屋14:50)と、行きは北京の空港に深夜着なんですよね。日付が変わってからの到着で、ホテルに泊まるかどうか迷うところです。
そこで空港での夜の過ごし方をいろいろと調べてみましたが、次の3通りがあることがわかりました。
- 【ホテル泊】ホテルに泊まる
- 【休憩所泊】空港内の時間貸し休憩所に泊まる
- 【空港泊】ベンチなど空きスペースで寝る
まず【ホテル泊】は時間的にあまりお得じゃないかなと思い、除外しました。次に考えたのは【休憩所泊】です。しかし空港内にあるので便利だと思ったのですが料金が高い。私が到着するターミナル3は安くて1時間あたり80元、もう1カ所は1時間あたり120元です。円換算で1時間あたり1,300円~2,000円もするんですね。どこかのサイトに「1泊120元」と書いてありましたが間違い情報なので注意が必要です。
今回は久々の貧乏旅行ということで、【空港泊】に挑戦することにしました。こちらの記事を読んだことも【空港泊】に決める後押しにもなりました。
ちなみに私はプライオリティ・パスを持ってないので、このお方よりは低グレードな過ごし方になってます(笑)。
名古屋から北京へ、そして空港泊
それでは名古屋のセントレアから北京首都国際空港への道程について写真を交えて見てみましょう。

まずは中部国際空港の様子から。そんなに人は多くなかった感じ。定刻通りの出発。

エティハド航空の機内エンターテイメントは英語・アラビア語ぐらいで日本語はなし。コンセントなどがあって便利。

エコノミーのシートはけっこう余裕がある。隣に人はいなかったので更に快適だった。

機内に入ったらいきなり第一言語がアラビア語になって不安になるが、機内食のメニューは日本語もあり。日本人CAさんも搭乗しており、何かあった場合は安心できる。もちろん英語は全員可能。機内アナウンスによるとアラビア語・英語・中国語(普通話)・日本語・タガログ語・ヒンディー語・セルビア語(あと何か言ってたようだけど忘れた)なども対応可能なんだって。

機内食は和風セットメニューを頼んでみた。味は機内食にしてはまともでおいしい。

深夜の北京首都国際空港へ到着。

飛行機を降りた場所からまずは電車にて荷物ピックアップ場所へ移動。このあたりは一方通行で人の流れについていけば迷うことはない。

第3ターミナルの荷物ピックアップ場所へ到着。この時点で北京時間深夜0:25くらい。

寝る場所を確保しようと空港内をまわる。「T3は休憩場所が多くて便利」との事前情報だったが確かにそうで、空港泊をしようとしてる人も多数いた。ここは私が休んだ場所。木の床でしかも平らということで居心地は抜群。ただし寝袋などは持ってなかったため、背中は痛かった。薄いダウンジャケットを敷いて寝てみたが仮眠という程度にはOKだったかなというところ。
まとめと関連する中国語単語
「北京首都国際空港で空港泊は可能か!?」というタイトルで記事を書いてきましたが、結論としては「可能」でしょう。第3ターミナルはわりと人も多めでそんなに危険な印象はありませんでした。ただ、私が税関から出てきたくらいの時刻(深夜1:00前)にはホテル案内の場所に人がいたので、到着してからホテルを探しても十分泊まれるかもしれません。最後には財布と体力と相談といったところでしょうか。
最後に飛行機移動に関する中国語単語を見ておきましょう。
以上、北京首都国際空港での体験談でした!