新年あけましておめでとうございます。今年もユーウェン中国語講座をよろしくお願い申し上げます。
さて、今日は太陽暦の1月1日で日本では元日です。中国はというと、以下の記事でも紹介しているとおり元旦节( 元旦节Yuándànjié)の休暇となっています。
厳密に言うと、中国と日本では新年の扱いが異なります。次から日中の年末年始について比較してみましょう。
中国の年末年始
中国では以下の投稿で解説しているとおり、旧暦で年中行事を決め、旧暦で祝日を策定しています。
よって、基本的には中国の大晦日・年越し・新年は旧暦の除夕( 除夕Chúxī)~春节( 春节Chūnjié)を指します。これら一連の日程を中国語では过年( 过年Guònián)と言います。
日本の年末年始は太陽暦の12月末から1月月初を指しますね。じゃあ、中国では12月末から1月月初をどのように過ごすのでしょうか。
答えは「単なる平日+祝日」です。中国では12月31日であっても普通の平日で、学校もありますし企業も営業しています。年越しの雰囲気は全くありません。そして1月1日になると元旦节という祝日になります。
これがまた、日本人にとっては落ち着かないんですよね(笑)。生粋の日本人であれば「なんで大晦日に仕事してんだろ…」と思うのは当然です。そして旧暦の春节が近くなってくると中国国内では年越しの雰囲気が徐々に高まってきて、春节その日には爆竹や花火が轟音をあげることとなるのです。でも、旧暦の春节ってだいたい毎年1月末~2月中旬のどこかの日付になるので、日本人にとってはただの平日なんですよね。このズレに慣れるのはけっこう難しいのです。
ちなみに在中国の日本領事館は日本の年末年始も中国の过年も両方長期間休みます。ええ、とってもうらやましいです(笑)。
新年のあいさつ
それでは、中国語で新年のあいさつを紹介しましょう。
最近は中国でも太陽暦の年末にはカウントダウンイベントがありますし、元日にも新年のあいさつを交わすようになってきていますね。以上、中国語での新年のあいさつでした!